福原ソープランド 神戸で人気の風俗店【クラブロイヤル】 口コミ一覧[モバイル版]

神戸・福原 ソープ クラブロイヤル

9:00-24:00前
TEL:078-512-0011
MAIL:info@kobe-royal.com


メニュー

レビュー

れもん【VIP】

れもん【VIP】(23)

投稿者:シン太郎左衛門(『カッパ左衛門、一人で福原に行く』の巻) 様

来店日/選択コース:2025年3月30日/

女の子タイプ:

アタリポイント:

拙者、富士山シン太郎左衛門は武士である。現今、人目を忍んで、カッパに身をやつしておる。

先週のクチコミの通り、父上は島流しの刑をあい、一昨日、つまり金曜日の夜にリュックサックを背負って、「じゃあ、福岡に行ってくるわ」と寂しそうに家を出ていった。
金曜と土曜の晩、一人で広々と布団を使って寝て、実に快適でござった。やっぱりあんなクソ親父はおらん方がよいと、つくづく実感いたした。
そして、今日は、日曜日。巷で言うところの『れもんちゃんデー』。朝9時、拙者、一人旅には慣れぬ故、福原までの遠路を思えば、早めの出立が肝要と心得、キッチンの流しにて冷水で身を清め、洗いたてのカッパの衣装を身にまとうと、愛刀の貞宗(割り箸)を腰に帯びて、台所の小窓から外に出た。

涼やかな風が実に心地よい『れもんちゃん日和』。取り敢えず坂道をヒョロヒョロと下り、国道に行き当たると、「神戸まで、よろしくお頼み申す」と書いた段ボールを精一杯高く掲げてヒッチハイクを始めたが、行き交う車の運転手たちの目に留まることもなく、虚しく時間が過ぎてゆき、多少の焦りが生まれてきたとき、
「あっ!オジさんのカッパだ!」という明るい声がした。それは自転車に乗った明太子ちゃんでござった。
自転車を停めた明太子ちゃんは拙者を摘み上げ、荷カゴに下ろすと、「カッパさん、神戸に行くの?」
拙者が頷くと、明太子ちゃんは「神戸は遠いよ。多分ヒッチハイクじゃ行けないよ」
「なるほど、そういうものでござるか」
「うん、行けない。反省した方がいいよ」
「うむ。では、反省いたそう」
「電車で行かなきゃね。JR新快速に乗るんだよ」
「うむ。何を隠そう、拙者、その電車には詳しい。その電車の正式名称は『スーパーれもんちゃん号』、またの名を『それいけ!れもんちゃん号』とも言う。夢を運ぶ電車でござる」
「そうなの?〇〇駅まで乗せてってあげる」

明太子ちゃんの自転車の荷カゴで揺られ、駅まで快適な一時であった。明太子ちゃんは、駅近のコンビニの前に自転車を停めると、拙者をムズっと掴んで、駅の階段を駆け上がり、駅員さんに「トイレ借りま〜す」と声を掛けて改札を抜け、ホームに向かう階段を駆け降ると、ホームの先頭で列車の到着を待った。
拙者、散々振り回されて目が回っていたが、それが収まると、「明太子殿、忝ない。一生恩に着まする」と伝えた。
「気にしなくていいよ。オジさんにまた買い物に来てって言っておいてね」
『スーパーれもんちゃん号』が到着すると、明太子ちゃんは、運転席の窓を叩き、ドアを開けて出てきた運転手さんに「このカッパさん、神戸駅までお願いします」と拙者を差し出した。
その運転手さんは、いつもクラブロイヤルの入り口で笑顔で出迎えてくれるスタッフさんにソックリな『れもん星人』にソックリだった。
運転手さんは拙者を受け取ると、「いいよ。ところで、明太子ちゃん、もう高3なんだから、バイトばかりでなく、勉強も頑張るんだよ」
明太子ちゃんは「頑張ってるって・・・じゃあ、カッパさん、またね。オジさんによろしく」と、にこやかに手を振ってくれた。
運転手さんは拙者を運転台に乗せると、電車を出発させ、運転中はずっと楽しそうにニコニコしておる。仕事の邪魔はしたくなかったが、どうしても運転手さんと明太子ちゃんの関係が気になって、「お仕事中に恐縮でござるが、貴殿は明太子ちゃんの御親戚でござるか?」と訊いてみた。
運転手さんは、楽しそうに口ずさんでいた『およげ!たいやきくん』の替え歌を中断して、「えっ、僕ですか?僕は『電車くん』。明太子ちゃんの婚約者です」と言った。
訊くんじゃなかったと思った。設定がデタラメ過ぎて、クラクラと目眩がした。こんな馬鹿な設定は父上の仕業としか思われぬ。アヤツめ、福岡に転勤したとか言いながら、まだ近くにいるような気がした。
『スーパーれもんちゃん号』の先頭に陣取って、拙者、久しぶりに『元祖れもんちゃん音頭』をフルコーラス熱唱いたした。電車くんも中々の声の持ち主で、見事なハーモニーを奏でてくれた。二人の名演奏に惹き寄せられて、苦労左衛門ほかオチン武士が集まってきて、やがて100名を越えるオチン武士による大合唱へと発展したが、運転室がギュウギュウ詰めで、電車くんの視界が完全に遮られてしまい、『スーパーれもんちゃん号』は芦屋駅の手前で緊急停車した。

『電車くん』とは神戸駅で握手をして別れた。またいつの日か再会し、『元祖れもんちゃん音頭』を合唱することを固く誓い合った。

さて、ホームに降ろしてもらってからが、一苦労でござった。
読者各位もご存知のとおり、オチンは歩くのが苦手であり、特に人通りが多い道にあっては、酔っぱらいが阪神高速を千鳥足で歩くのと同じぐらい危険な状況に置かれる。危なくて、とても歩けない。乗り物を探すしかない。
ホームを見回していると、いかにも『これから福原に遊びに行きます』顔のスーツ姿の男がいたので、その御仁のズボンの裾に飛び付いて攀じ登り、スーツケースの上に飛び移った。ところが、この御仁の向かった先は『アンパンマンこどもミュージアム』で、すっかり無駄足を踏んでしまった。それから後も、色々な男性に飛び移ったが、どいつもこいつも見当違いな方向に行くので、神戸駅の周辺を行ったり来たりするばかりで一向に福原に辿り着けない。その代わり、短い時間に三度も湊川神社に参拝した。
こんなことを続けておっては、予約の時間までにクラブロイヤルに到着出来ないかもしれない、そう考えると、気持ちが焦ってきた。そして、またしても『ふりだし』である神戸駅に戻ってきて、イカついオッサンの肩から、前をチョコチョコ歩く、リュックを背負ったオッサンに向けて「南無八幡大菩薩!」と胸中で唱えながら飛び移った。頭頂部がハゲかかったオッサンのリュックサックに腰を下ろしてしばらくすると、オッサンはエスカレーターで地下に降り、デュオこうべ浜の手からJR神戸駅の下を通って、デュオこうべ山の手を抜けて、高速神戸駅の方に進んでいく。『この道でよいが、湊川神社に行くではないぞ。電車に乗ろうとしたら斬る』と胸中呟いていると、男は高速神戸駅の改札前で新開地駅方面に左折した。思わずリュックの上で手を叩いた。男は神戸タウンの6番出口から地上に上がり、有馬街道を北上して行く。思わず、「でかした!この調子で、クラブロイヤルまで行くのじゃ!」と叫んでしもうた。すると、リュックサックの主は、
「おい、シン太郎左衛門、2日会わぬだけで忘れたか・・・俺だ」
「おお!この声、この後頭部は〇〇駅前の中華料理屋のご店主!」
「違う。俺だ。父上だ」
「なんと!父上の幽霊だ!」
「違う。化けて出たのではない。さっき新幹線で福岡から戻ってきた」

クラブロイヤルに到着すると、いつもの愛想のよいスタッフさんに笑顔で迎えてもらい、待合室に通された。そこで父上の話を聞かされた。
「金曜日の夜は、博多のホテルに泊まって、翌日、昼前に福岡支店に寄ったんだ。土曜日だから社員の半分も出勤してないだろうと思ってたが、総出でバタバタと作業をしてる。知ってる顔がいたから『何してんの?』って訊いたら『荷造りをしてるよ〜。手伝ってほしいよ〜』と言われて、一緒にキャビネットの書類を段ボール箱に詰めていった。夕方まで飯も食わずに頑張って荷造りを手伝って、フラフラになったからホテルに帰って飯食って風呂に入ろうと思って、『それじゃ帰るね。実は俺、来週から福岡支店でお世話になるから、よろしくね』と言ったら、『助かったよ〜。でも福岡支店は今日で閉鎖だよ〜』と言われた」
思わず「なんと!」と言ってしまうと、父上は拙者の反応に勢い付き、「だろ?俺も思わず『はあっ?』と言ってしまったよ。『この荷物は大阪本社に送るんだよ〜。俺たちみんな来週から大阪に帰るんだよ〜』と言われた。頭が真っ白になって、社長のスマホに電話をかけた。なかなか出ないから一旦切ろうとしたとき、やっと出たかと思ったら、『社長ちゃんは今忙しいよ〜。シマリスちゃんにご飯を上げてたよ〜』と不満そうにヌカすから、『この愚か者め!』と怒鳴りつけて、今日俺の身に起こったことを説明し、『俺は引越し屋さんのバイトじゃないよ〜。社長ちゃんが今、俺の目の前にいたら手が出てるよ〜』と怒ると、『あ〜、そうだったよ〜。福岡支店を閉めることをすっかり忘れてたよ〜。ゴメンだよ〜』と謝られた。『馬鹿も休み休み言った方がいいよ〜。鼻の穴にワサビを詰めて、反省した方がいいよ〜』と言ってやると、『反省してるよ〜。でも、ワサビはイヤだよ〜。それと、シマリスちゃんは可愛いよ〜』と馬鹿なことを言ってきたので、『れもんちゃんの方がずっとずっと可愛いよ〜。宇宙一に宇宙一だよ〜』と言い返し、更にお詫びのしるしとして3万円相当の高級和菓子を贈って寄越すことを条件に和解してやった」と自慢げに語った。
父上も馬鹿だが、父上の周りの人間も馬鹿ばかりだった。

そして、我々親子は、今日もいつも通り、れもんちゃんに会った。言うまでもなく、宇宙一に宇宙一でござった。
れもんちゃんは、父上の顔を見るなり、ニッコリと微笑むと、「父上さん、こんなにすぐに帰ってきちゃダメだよ〜。今日もやっぱり反省した方がいいよ〜」と言って、父上を大混乱に陥れた。

この世には、嫌なことも腹が立つこともゴマンとあるが、れもんちゃんがいれば、そんなことは大概笑って済ませる、そう父上が言っておった。
父上は大馬鹿者だが、時々正しいことを言う。


シン太郎左衛門(『カッパ左衛門、一人で福原に行く』の巻) 様ありがとうございます。

める【VIP】

める【VIP】(21)

投稿者:m0327様

来店日/選択コース:2025年3月27日/

女の子タイプ:

アタリポイント:

 初めてめるさんと遊びました。カーテンを開けて、一目見たときにあまりに可愛すぎてビックリしました。写真よりも実物の方がはるかに可愛いです。
 当日は小雨がぱらついていて蒸し暑かったのですぐにシャワーを浴びました。洗い場での泡洗体はフワフワの泡の感触も相まって最高でした。柔らかくて抱き心地が最高でした。そのあとのベッドでのプレイは、最初はイチャイチャしつつ、だんだん激しく盛り上がって、攻めたり攻められたり汗だくになりながら色々な体位で時間いっぱいまで楽しめました。
 気持ちよさだけでなく、笑顔が素敵なのと、とても愛嬌があってイチャイチャした時間を過ごせました。次回もぜひ指名させていただきます。

m0327様ありがとうございます。

もみじ【VIP】

もみじ【VIP】(24)

投稿者:Y君です様

来店日/選択コース:2025年3月25日/

女の子タイプ:

アタリポイント:

大変楽しいひと時でした!もっともっと一緒にいたかったです。最高に興奮しました!今度も日が合えばお願いしますね!

Y君です様ありがとうございます。

れもん【VIP】

れもん【VIP】(23)

投稿者:シン太郎左衛門、『さらば父上』 様

来店日/選択コース:2025年3月23日/

女の子タイプ:

アタリポイント:

我が馬鹿息子、シン太郎左衛門はかつては武士であった。今はカッパだ。春になれば、着ぐるみを脱ぎ、また武士に戻るのだろう。冬になるとまたカッパだ。二毛作だ。

昨日は土曜日。れもんちゃんイブ。仕事が休みだったので昼までグッスリ寝た。起きたら、そこには小さなカッパがいた。
「よう、カッパ、元気か?」
「うむ。まあまあ元気でござる」
「そうか・・・」
「父上は元気がないようにお見受けいたす」
「そうなのだ。俺は打ちのめされているのだ」
「父上が打ちのめされるとな。それは無理がある」とシン太郎左衛門はヘラヘラと笑った。「父上は、水の中でプカプカ浮いているクラゲのような呑気な生き物でござる。打ちのめされるわけがない」
「ところがドッコイ、打ちのめされて、落ち込んでいる」
「それは一体何ゆえでござるか」
「・・・いずれ、お前も知らねばならぬことだ。教えてやろう」
私は布団から出て、ドテラに袖を通した。
「昨日、社長から呼ばれたので、社長室に会いに行った」
シン太郎左衛門は深刻そうに「うむ」と頷いたが、格好が笑っているカッパなので、ふざけているようにしか見えなかった。
「社長室のドアをノックもせずに全開して、『呼ばれたから、来てやったよ〜』と室内に入った。すると、社長は、『社長ちゃんだよ〜。よく来たよ〜。そこに座ったらいいよ〜』と、指差す先がどう見てもソファーセットのテーブルな方だったから、テーブルの上に靴のまま乗ってアグラをかくと、社長から『そこに座っちゃダメだよ〜』と・・・」
「少し待ってくだされ。父上の会社の社長は、『れもん大王』様でござるか」
「そんな偉い人なわけがないだろ。どこにでもいる鬱陶しい爺さんだ」
「では、何ゆえ語尾に『よ〜』を付けるのでござるか」
「ウチの会社では誰でもそうしている。俺が流行らせた」
「ヒドい会社でござる」
「だろ?緊張感ゼロだ・・・まあいい、話の続きをしよう。ソファーに向かい合って座ると、社長が何の脈絡もなく、最近、ペットショップでシマリスを買った、とっても可愛いと自慢し始めたから、こちらも負けじと、俺の家にはカッパがいて、めちゃ鬱陶しいと言い返してやった」
「いい年をした大人の会話とは思えぬ」
「まあな。とにかく、社長の頭の中でシマリスvsカッパの対決は、カッパの圧勝だったらしい。屈辱感に浸って、しばし沈黙していた社長が『ところで、君は、お仕事ちゃんをちゃんとしなきゃダメだよ〜』と俺に悔し紛れのイチャモンを付けてきた。『ちゃんとやってるよ~』と言い返してやっても納得しない。そこから『君はお仕事ちゃんをちゃんとやってないよ〜』『やってるよ〜』と、互いが自分の主張を譲らず、『やってる』『やってない』の押し問答は昼食を挟んで夕方まで続き、挙句の果てに社長は『君は、お仕事ちゃんをちゃんとやってないから、今すぐ反省しないと4月から福岡勤務だよ〜』と言いクサった。少し事情があってウチの福岡支店は、『流刑地』と呼ばれていて、誰も行きたがらないのだ」
「形だけ反省してみせて、収めたらよかろう」
「ダメだな。そんなことは出来ん。俺が反省するのは、れもんちゃんに言われたときだけだ。社長なんかに言われても、反省は出来ない」
「しかし、福岡勤務になれば、これまでのように毎週れもんちゃんに会えなくなりまするぞ」
「それは分かってる。それは、つまり義に生きるか、それとも忠に生きるかということだろ?」
「義に生きるか、忠に・・・分からぬ。説明してくだされ」
「分からないのか?それなら、しょうがない。義だの忠だのは、武士やサムライの得意分野で、俺の知った事じゃない。武士のお前に分からなけりゃ、俺に分かるはずがない」
「・・・結局、父上はいかがなされましたか」
「俺は、れもんちゃんに忠誠を誓った身だから、社長に求められても反省できるわけがない。だから『反省しないよ〜』と言って、『それじゃ、転勤だよ〜』と言われた」
「なんと・・・マジで?」
「うん。だから、落ち込んでた。明日、れもんちゃんに会いに行ったら、次の日曜日には福岡に引っ越してるから会えないと伝えねばならん」
「・・・お前は馬鹿か!」
「れもんちゃんに会えなくなるのは大ショックだが、俺達みたいな変な客が来なくなって、れもんちゃんがホッとすることを考えると、『これはこれでよかったかな』と思ってる」
「呆れて言葉も出ぬ。父上は一人で福岡に行けばよい。拙者は行かぬ」
「そうなの?」
「拙者は、これからも毎週日曜日、れもんちゃんに会いに行く」
カッパの決意は固かった。

そして、今日は日曜日。れもんちゃんデー。我々は、いつものJR新快速、通称『スーパーれもんちゃん号』に乗って、れもんちゃんに会いに行った。神戸まで時速10000キロで砂煙を上げて驀進した。
言うまでもなく、れもんちゃんは宇宙一に宇宙一で、こんなに宇宙一な女の子と会うのが下手すると今日が最後かと思うと、メチャ落ち込んだ。
帰り際、れもんちゃんにお見送りをしてもらいながら、
「来週の日曜日には、私は福岡在住だから、もう会いに来れないと思うんだ」
れもんちゃんは元気に、「うん、分かった〜」
「でも、私は来れなくても、シン太郎左衛門が一人で会いに来るよ」
「そうなんだね〜」
「シン太郎左衛門はカッパの格好で来ると思うから、スタッフさんにも伝えておいてね」
「うん。言っておく〜」
「『シン太郎左衛門』シリーズは、多分今回が100話目で、予告どおり、これが最後の回になるよ」
「そうなんだね〜。父上さんとのお別れは寂しいよ〜」
「本当にそう思ってる?」
「・・・実はそうでもないよ〜」
「・・・まあいいや。れもんちゃん、また会う日までだよ」
「うん。分かった〜」
れもんちゃんの笑顔は最後まで太陽のように明るく、地の果てまでも輝かしく照らしていた。自分のボケを自覚している私は、その眩しい笑顔を胸に刻もうと精一杯の努力をするのであった。

ということで、れもんちゃんの笑顔を胸にクラブロイヤルを後にした私ではあったが、やがて項垂れてしまい、トボトボと帰り道を辿っていった。「全ての言葉は『サヨウナラ』だ。サヨナラだけが人生だ」と呟きながら。


シン太郎左衛門、『さらば父上』 様ありがとうございます。

れもん【VIP】

れもん【VIP】(23)

投稿者:シン太郎左衛門とカッパ巻き 様

来店日/選択コース:2025年3月16日/

女の子タイプ:

アタリポイント:

我が馬鹿息子、シン太郎左衛門は武士である。
3回続けて料理をテーマにしたことから、シン太郎左衛門、そろそろ自分が何か作るという設定が巡ってくるに違いないと、最近カッパ巻きの練習をしている。お気に入りのカッパの着ぐるみを着け、板さんの鉢巻きをして、「へい、いらっしゃい」と元気いっぱいだ。ただ、シン太郎左衛門のカッパ巻きにキュウリは入っていない。レンチンご飯を海苔で巻いただけだが、カッパが巻いたから『カッパ巻き』だと言う。ご飯は均等でないし、巻きも緩く、尖端恐怖症で包丁が使えないから切られてもいない。およそ不格好な具のない海苔巻きだ。当然美味しくない。

昨日は土曜日。れもんちゃんイブ。前夜の飲み会で深酒をして帰宅し、暖房を効かしたままのリビングのソファーで、ドテラを布団代わりに眠りに落ち、そのままグーカー爆睡していた。夜明け過ぎにトイレに行き、戻って再び眠りに落ちた。
どれくらい時間が経ったのか、小さな物音に『そろそろ昼かな』と目を覚ますと、薄明かりの中、目の前に捻り鉢巻きのカッパがいた。着ぐるみの表情そのまま、愛想よくニコニコしていた。
「へい、いらっしゃい」
カッパのお寿司屋さんだった。
「こんな朝は俺の好みではない」
「旦那、何握りましょう」
「さっき『チン』という音を聞いた気がする。お前、また大事なレンチンご飯を勝手にチンしたな」
「何握りましょう」
「お前には何も握れない。着ぐるみの構造上、辛うじて巻くことが出来るだけだ」
「今日はイキのいい海苔が入ってますよ」
「そんなはずはない。この家にある寿司海苔は、数日前に駅前スーパーで買って、その日に封を切ったものだ」
「今日はイキのいい海苔・・・」
「分かったよ・・・適当に・・・巻いてくれ」
「へい」と威勢よく言うと、シン太郎左衛門は袋から海苔を1枚取り出して広げ、スプーンでご飯を盛り付けだした。その格好は雪掻きを連想させた。カッパ巻き作りは、シン太郎左衛門にはそれなりの重労働だから、時間がかかる。思わずまどろんでいると、「へい、お待ち」と、急に鼻先に海苔巻を押し付けられて、ビックリして叫びそうになった。
渋々ソファーから身体を起こすと部屋の明かりを点け、シン太郎左衛門から黒い物体を受け取った。シン太郎左衛門が直接触れていないので、辛うじて食べてよいだろうと、恵方巻のように丸かぶりした。当たり前に海苔とご飯の味がして、微かにぬいぐるみの匂いがした。
「次、何握りましょう」
「もう何も握って欲しくないし、巻いて欲しくもない」
「で、何握りましょう」
「・・・人の言う事聞いてた?おアイソを頼む」
「へい」
スマホを見ると、まだ8時過ぎだった。仕事が休みの日は昼前まで寝ないと、平素の疲れが抜けない。めちゃくちゃ腹が立ってきた。
「もう少し寝かしておいて欲しかった」
シン太郎左衛門は勘定書を差し出して、
「カッパ巻き一本、締めて12円でござる」
「・・・ずいぶん安いね」
「では、12万円にしよう」
「今度は高すぎる」
「ではタダでよい。その代わり、これから駅前スーパーでまたレンチンご飯と寿司海苔を買ってくだされ」
「ダメだ。もう海苔は買わん!ここしばらく付き合ってやったが、こんなカッパ巻きがあるか!食べ物を無駄にしたくないという気持ちだけで食べてきたが、れもんちゃんに知られたら、また叱られる」
「反省させられますか」
「当たり前だ。『そんなのカッパ巻きじゃないよ〜。反省した方がいいよ〜』と言われる。『美味しくて栄養のあるものを食べないと元気になれないよ〜』という、れもん姫の優しくも、ありがたいお心遣いだ」
「では、父上は喜んで反省なされよ」
「イヤだ!もう3週連続で反省した。もういい」
「では、カッパ巻きの件は・・・」
「れもんちゃんには秘密にしておく」

そして、今日は日曜日。待ち焦がれていた『れもんちゃんデー』。
JR新快速『スーパーれもんちゃん号』に乗って、れもんちゃんに会いに行った。
れもんちゃんは、いつにも増して宇宙一に宇宙一で、れもんちゃんのグレードアップの度合いから、宇宙が現在も急速に膨張していることを実感できた。
帰り際、れもんちゃんにお見送りしてもらいながら、シン太郎左衛門の『カッパ巻き』を食べたことを隠すために、「最近、カッパ巻きを食べたことなんてないよ」と言ったが、れもんちゃんは怪訝そうな顔をして、「ウソついても分かるよ~。『カッパ巻き』って名前の、変な海苔巻きを食べた顔してるよ〜」
「バレちゃってるんだ」
「バレてるよ〜」
「じゃあ、何で『反省した方がいいよ〜』って言わないの?」
れもんちゃんは少しモジモジして、
「この前の女の子休暇中にカップ麺を食べちゃったよ〜」
「え〜!カップ麺はニキビができたり、美容の敵だから食べないって言ってたのに」
「女の子休暇中だったし・・・たまに食べたら美味しいよ〜!」
れもんちゃんは元気に叫んだが、少し恥ずかしそうに頬を赤らめていた。
「・・・れもんちゃん、反省した方がよくない?私も『カッパ巻き』の件、反省するから」
「う、うん・・・反省するよ~。それと、『カッパ巻き』と『カップ麺』は少しだけ似ているよ〜」
「・・・そんなことを付け足したら、反省してるようには見えないよ〜」

れもんちゃんは真面目に生きている、とっても健気な、宇宙一に可愛い女の子なのだが、不思議な部分と真面目な部分が絶妙なバランスで混じり合っていて、そのブレンドの加減は日によっても適度にバラついているんだよ~。だから、れもんちゃんに関して記述するのは、とっても難しいよ〜。

シン太郎左衛門とカッパ巻き 様ありがとうございます。

[1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][13][14][15][16][17][18][19][20][21][22][23][24][25][26][27][28][29][30][31][32][33][34][35][36][37][38][39][40][41][42][43][44][45][46][47][48][49][50][51][52][53][54][55][56][57]Next>>


メニュー
トップ
コンセプト
料金システム
キャスト
待ち時間
出勤情報
新人情報
ムービー
お客様の声
アクセス
求人情報
ランキング
メールマガジン
写メ日記
グラビア
メディア取材申込
お客様ご意見・ご相談窓口
リンク
9:00-24:00前
TEL:078-512-0011
MAIL:info@kobe-royal.com
ADD:神戸市兵庫区西上橘通2-5-4
Copyright(C)kobe-royal.com
All Rights Reserved.